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今度は「オーバーシャツ」です!

盛夏用のジャケットとしてすっかりお馴染みになった弊店の「シャツジャケット」は、スーツやトラウザーズを仕立てる工場でジャケット生地を用いて作製致します。が、その更に上を行く「シャツに限りなく近い上着=オーバーシャツ」のご注文がこの度可能になりました。

オーバーシャツの名の通り、こちらはシャツの工場でシャツ生地を用いての作製となり、基本的な構造もジャケットではなくシャツです(前身頃と後身頃との肩での境目に別布=ヨークが付きます)。通常のシャツとの違いは、胸ボタンとボタンホールの内側に芯地が貼られている点と、胸ポケットだけでなく左右両脇に腰ポケットが付く点、それにボタンの大きさ(ジャケットの胸ではなく袖ボタンと同じ15㎜です)程度ですが、ご覧の通り印象が大分変化します。

これは生地の選び方次第で相当遊べるアイテムになるのでは? 簡易版のサファリジャケット的にも、ちょっと雰囲気のあるアンラインドブルゾン的にも、そしてもちろん重ね着前提のシャツアウターにもなりますね。下に着るシャツをタイドアップさせても意外にキマります!長袖でもカフスが付かない筒袖仕様や半袖にも対応可能。また、身頃裾は写真のような地面と平行に切られたものだけでなく、通常のドレスシャツのようにカーブが付いたものも選べます。

因みに写真は、身長173㎝体重58㎏首周り37㎝の者が、Mサイズに相当するものを着用しております。選べる襟やポケットの種類こそ限られますが、サラッと活用できる「羽織り用のシャツ」になること確実! すっかり定着した在宅勤務でのオンライン会議用の上着とかにも宜しいのでは?  皆さんのアイデアで色々仕立ててみて下さい!

(ご参考)写真のような、
①胸ポケットも腰ポケットもフラップ付きで左右に付く。
②肩にエポーレット(肩章)が付く。
③ボタンを貝ボタンにする。
で、「オーバーシャツオプション」は合計8500円+税となり、これに通常の生地毎に異なるシャツ代を加えた金額が、お仕立て代となります。 

2020-06-02 UPDATE

OLD HATはロンドンのフルハムにある世界的に有名な英国ヴィンテージクロージングの有名店です。
弊店はそのお店の姉妹店になります。

残念ながら、今では我々がヴィンテージとして売れるクオリティーの高い古着が入手困難になってしまった為、ロンドン店のオーナーと共にクオリティーの高い英国服を復刻させようと試みました。しかし、かつて素晴らしい服を作っていた工場は次々倒産・閉鎖して、現在ではもう我々の知る良質の英国製品を再現することができなくなっていました。

そこで、世界で最高の縫製技術が残っている日本でそれを再現することを選びました。日本の規格とは全く違う英国のスタイルを再現するのに相当苦労し、メーカーに多大な協力をお願いして、弊店のオーダーラインナップは完成しました。


英国スーツスタイルの本質は普遍的で着る人を引き立てることにすべてを注ぎ込みます。その人、その場の全体の雰囲気を上質に変えることができるのが英国のスーツの真髄です。

我々は1960~70年代のサヴィル・ロウにあった往年の、"既製服のRolls Roice" Chester Barrieや Henry pooleのビスポークスーツ等多くのアーカイブを研究し、その結果我々が納得する英国の伝統を踏襲したスーツスタイルを再現することができました。

OLD HAT レーベルでは、古着では難しかったジャストサイズをヴィンテージ生地等で往年のスタイルを再現して提供できるようになり、多くのお客様のご要望に応えることができるようになりました。100年以上の服飾アーカイブを見続けてきた弊店では、歴史上の様々なスタイルをご相談可能です。可能な限りご要望にお応えしたいと思います。

SWINGレーベルでは多少制約はありますが、お客様個人個人の体形に合わせた補正を行い、普遍的でビジネスに於いて味方になるスーツをご提案させて頂きます。
弊店では、お客様にとってのウェルバランスをご提案させて頂き、流行に左右されないお客様のキャラクターを引き立たせるスーツ、特に営業の方には丈夫で自分に自信の持てるパワースーツをご提案させて頂きます。

最後に、ご縁あって弊店に辿り着かれた多くの方に本物の服を着る幸せを感じて頂ければそれが、我々スタッフ一同の喜びです。そのために、これからもより良い商品を追及し続けて参りたいと思っております。