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幻のタナー・クロール その③ 革も幻・スーツケース

今回のタナー・クロールのシリーズのトリを務めるに相応しいのが、このスーツケースです。なぜか? メーカーだけでなく革も今や絶滅してしまったものだからです。かつてのロールスロイスのシートや内装に採用されていた、いわゆる「コノリーレザー」です。

 

 

厚みがしっかりありながらもふっくら柔軟に鞣されたコノリーレザーは、ずーっと触れてい続けたくなる不思議な革質。ボックスカーフやブライドルレザーとはまた異なる趣きがあります。特にこのスーツケースのような旅行鞄には最適な革素材かも? 適度に膨らんでくれるので、ちょっと多く荷物を入れても全然余裕で入ってしまうからです。しかもこのスーツケースは横側面がアコーディオン形状になっているので、旅先で荷物が増えてしまっても心配無用でしょう。サイズはジャケットが半折りで綺麗に収まる、文字通りスーツケースです。

 

 

こちらも新品に近い素晴らし過ぎるコンディションでで、鍵もダイヤルロック式。ビジネストリップにはもってこいですし、たとえ一泊の温泉旅行であってもこんなバッグで老舗の旅館の門をくぐったら一目置かれること間違いなしです。

 

 

サイズ:幅56 高さ36(底鋲・ハンドル・ストラップを含まず) 奥行き通常時15最大時29

 

2019.4.26追記:このスーツケースはお陰様で新たな持ち主に嫁いでゆきました。が、お問い合わせも多くありましたのでもう少しの期間掲載申し上げておきます。

2019-04-25

OLD HATはロンドンのフルハムにある世界的に有名な英国ヴィンテージクロージングの有名店です。
弊店はそのお店の姉妹店になります。

残念ながら、今では我々がヴィンテージとして売れるクオリティーの高い古着が入手困難になってしまった為、ロンドン店のオーナーと共にクオリティーの高い英国服を復刻させようと試みました。しかし、かつて素晴らしい服を作っていた工場は次々倒産・閉鎖して、現在ではもう我々の知る良質の英国製品を再現することができなくなっていました。

そこで、世界で最高の縫製技術が残っている日本でそれを再現することを選びました。日本の規格とは全く違う英国のスタイルを再現するのに相当苦労し、メーカーに多大な協力をお願いして、弊店のオーダーラインナップは完成しました。


英国スーツスタイルの本質は普遍的で着る人を引き立てることにすべてを注ぎ込みます。その人、その場の全体の雰囲気を上質に変えることができるのが英国のスーツの真髄です。

我々は1960~70年代のサヴィル・ロウにあった往年の、"既製服のRolls Roice" Chester Barrieや Henry pooleのビスポークスーツ等多くのアーカイブを研究し、その結果我々が納得する英国の伝統を踏襲したスーツスタイルを再現することができました。

OLD HAT レーベルでは、古着では難しかったジャストサイズをヴィンテージ生地等で往年のスタイルを再現して提供できるようになり、多くのお客様のご要望に応えることができるようになりました。100年以上の服飾アーカイブを見続けてきた弊店では、歴史上の様々なスタイルをご相談可能です。可能な限りご要望にお応えしたいと思います。

SWINGレーベルでは多少制約はありますが、お客様個人個人の体形に合わせた補正を行い、普遍的でビジネスに於いて味方になるスーツをご提案させて頂きます。
弊店では、お客様にとってのウェルバランスをご提案させて頂き、流行に左右されないお客様のキャラクターを引き立たせるスーツ、特に営業の方には丈夫で自分に自信の持てるパワースーツをご提案させて頂きます。

最後に、ご縁あって弊店に辿り着かれた多くの方に本物の服を着る幸せを感じて頂ければそれが、我々スタッフ一同の喜びです。そのために、これからもより良い商品を追及し続けて参りたいと思っております。