TOP > コートニュース > ヘビーウェイトウールコート特集その① 1950年代製ボックスコート
ご覧の通りの懐かしい雰囲気のコートが入荷しました。第二次大戦後から1950年代中盤にかけて世界的に大流行した、ボックスコートです。その名の通り、前身頃に胸ダーツも脇ダーツも付かない結果、ウェストに絞りがほとんど入らない箱型シェイプが大きな特徴です。
製造は当時ウールコートでは非常に定評のあったブランド・JOHN COLLIER。生地は非常に分厚いウール、しかもチャコールグレイ無地なので重厚さが一層強調されています。また、裏地には”Milium”と呼ばれる当時の最先端のものが用いられています。この裏地が付いているものは弊店でもこれまで何着か扱いましたが、寒さが増すにつれて暖かさも増すのが特徴のようで、欧米で非常にもてはやされたものだったようです。
分厚い表地と暖かい裏地、となると東京ではオーバースペック? とはいえ、例えば寒い地域にお住まいの方やその方面に良くいかれる方にはまだ魅力があるコートの筈。コンディションも抜群です。こういう重装備品は持っていて絶対損はしませんよ!
価格:¥108,000+税
サイズ:表記はUK40。以下ご参照願います。
肩幅48、胸幅58、身幅58、着丈118、袖丈66
2018-11-30