TOP > コートニュースレディース > 懐かしのMONTGOMERY by TIBBETT レディスのダッフルコート
かつてGloverallのものと人気を二分していたTibettのダッフルコート。メーカー名ではなくブランド名の方の”Montgomery”として未だに覚えていらっしゃる方も多いかと思います(このブランド名は近年復活したようですが)。今は亡きこのメーカーが、1990年代初めに製造したと思われるダッフルコートがこの度入荷してまいりました。しかもレディスです。
陸軍の軍人だったにもかかわらず海軍の軍服=ダッフルコートの愛用者だったことであまりに有名なモンゴメリー元帥の名を冠しているだけあって、このコートは、彼が第二次大戦中に着用していた当時のものの主要なディテールを採り入れているのが特徴です。スナップで微調整を行うフードや固定式のチンフラップ、それにオフセットに3つ付けられた胸のトグルボタン等々…… 違うのは「脚あおり」が付かないのと、生地がソフトなウール80%ナイロン20%の混紡メルトンである点位でしょうか。ただし生地が柔らかいとは申しても現行の各社のダッフルコートのものに比べれば分厚く、目付のしっかりしているものですよ。
第二次大戦後に軍放出品を卸売するところからダッフルコートに関わるようになったGloverallとは対照的に、少なくとも第二次大戦中に実際にそれを製造し英国海軍に納入していた実績のある会社が起源の一つだったTibbettの製品ですので、各ディテールの説得力は抜群。レディスですが合わせさえ気にしなければ細身の男性でも着用可能です。寒さが一気に訪れる前にお買い求めを。
価格:¥40,000+税
サイズ:表記はUK レディスの10。メンズのUK34相当です。以下ご参照願います。なお、ダッフルコートはその構造上、他のコートに比べ同一サイズ表記の場合、肩幅や胸幅の値が大きくなりますので、その点予めご承知置き願います。
肩幅54、胸幅56、着丈110、袖丈54
2015-12-17