「季節の変わり目とかのカジュアルな場面でも気楽に羽織れる
ジャケットとコートの中間的な存在で、しかもブリティッシュな雰囲気をしっかり備えているものがないか……」このような要望をここ数年、多くのお客様から頂いておりました。オフィスウェアのカジュアル化の進展もあり、スーツやジャケットの上から羽織ろうと思えば羽織れるけれど、むしろニットウェアやシャツの上から直接着たくなるような「中間的な存在」があると、実際非常に便利なはず。そんな声に応える形でこの度OLDHATレーベルで新たに加えましたのが、ご覧のようなスプリングコートです。1960年代~70年代初めのAquascutumのセットインスリーブ仕様のコットンコートなどを参考に、シンプルにまとめてみました。昨今の流行に追随したわけでは断じてありませんが、役割が役割ですので全体的な身幅や袖幅は細目に、着丈も弊店のカバートコートよりも短く仕上げています。肩パッドを敢えて抜き、芯地もコートとしては薄めながらも、
着用すると胸周りに自然なボリュームが出るのが大きな特徴で、巷に出回るひ弱なコートとは全く異なります。ご覧のものは襟がいわゆるステンカラーで、腰ポケットが斜め縦長の箱ポケット、胸ボタンはオープンフロントの仕様になっていますが、それぞれノッチドラペル、ジャケットのような横長フラップ付きポケット、ボタンの見えないフライフロントでもオーダー可能です(詳しくはご相談下さい)。
オーダーですので肩幅や袖丈等の設定はもちろん変えられますし、撫で肩・怒り肩補正や屈身・反身補正も対応可能です。裏地や胸ボタンの選択でも遊べます! 表地はスプリングコートのドンズバでコットンドリルクロスもよし、ハリスツイードでもまたよし、意外なところではリネンやサマーウールを用いても面白い作品に仕上がりそうです。皆さんの使い道に合った生地をお選び下さい。
価格:
生地をご覧のコットンドリルクロス・ブラックウォッチ柄とした場合…¥84,000+税
→コットンドリルクロスのハウンドトゥース柄(全3色)・無地(全12色)とした場合でも価格は同じです
その他の生地でお仕立てをご希望の場合もお気軽にご相談下さい。大まかな目安としては、OLDHATレーベルでジャケットをお仕立ていただく場合+1万円+税です。