2020春夏オーダー生地情報⑦ 今季のハイエンドゾーンは強撚糸系が主流
「春夏系でバシッと良い一着を仕立てたい」そんな方に今季お勧めは強撚糸(ハイツイスト)系の生地でのオーダーです。各社ともに素晴らしいものが揃っているからです。まずは英国のFOX。フランネルのイメージが強いですが、ここのハイツイスト生地もさすがの品質。無地・柄物共に正にイギリス生地のお手本で、スーツ用のみならずジャケット単体でお考えの方もご満足いただけるものばかりです。しかもウェイトも300g/mとこの類の生地としては軽く、通常のトロピカルウールと同じ感覚でお召しいただけます。
(いずれも税抜き)
OLD HAT Heritage Lineでお仕立ての場合。
シングルジャケット・・・¥141,000~
トラウザーズ・・・¥71,000~
シングル2ピーススーツ・・・¥163,000~
真ん中の写真は、近年弊店での評価が鰻登りのイタリアのカノニコ。冬の6plyに続き、今季も英国生地顔負けの4plyのハイツイストを用意してくれました。カノニコについてはいつも思いますが、古典的なハウンドトゥース柄であってもイタリアのミルならではの繊細な色出しに惹かれます! ウェイトは410g/mですが、それ以上のハリとコシを感じさせてくれます。
(いずれも税抜き)
OLD HAT Heritage Lineでお仕立ての場合。
シングルジャケット・・・¥121,000~
トラウザーズ・・・¥61,000~
シングル2ピーススーツ・・・¥143,000~
最後はこの系統の王道中の王道、HARDY MINNIS(以前の名前はMartinson)の3ply・フレスコ無地で締めましょう。410g/mのウェイトから来る迫力は、もう流石としか言いようがありません。「夏合もの」的にも活用可能です。
(いずれも税抜き)
OLD HAT Heritage Lineでお仕立ての場合。
シングルジャケット・・・¥151,000~
トラウザーズ・・・¥76,000~
シングル2ピーススーツ・・・¥173,000~
2020-03-17 UPDATE